乙4のひっかけ問題は5つの型。「どこを差し替えたか」で見抜く
乙4は35問すべてが5つの選択肢から選ぶ問題です。誤りの選択肢は、正しい文の1か所だけを差し替えた形で考えると見抜きやすくなります。 当サイトでは差し替え方を5つの型に分けています。型を知っていれば「どの1語を確かめればいいか」がすぐ分かります。 ここでは5つの型を、実際に○×で解ける例とセットで紹介します。
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ひっかけの5つの型と見抜き方
| 型 | 選択肢に出るサイン | 見抜き方 |
|---|---|---|
| 1. 数字の入れ替え | 指定数量・距離・日数・温度などの数字 | 数字をセットで覚える(灯油・軽油は同じ、住居と学校は別、など) |
| 2. 「すべて」「必ず」の言い切り | すべて・いずれも・必ず・どのような〜でも・絶対に | 原則に例外があるかを思い出す。例外が1つでもあれば× |
| 3. 定義の入れ替え | 「〜とは」「〜をいう」で終わる文、「かつ/又は」「以上/未満」 | 定義の1語(最低/継続、かつ/又は、未満/以上)まで正確に覚える |
| 4. 似た用語・似た物質のすり替え | 許可/認可/承認/届出、メタノール/エタノール、除去/冷却 | 対になる言葉を「どちらが何か」の組で覚える |
| 5. 理由・大小・向きの逆転 | 「〜ため」「〜ので」、高い/低い、大きい/小さい | 結論だけでなく理由と向きまで確かめる |
以下の例はすべて答えが「×」の文です。まず自分で誤りの箇所を探してから、下の解説を読んでください。各例から、そのひっかけの解説ページと○×問題に進めます。
型1:数字の入れ替え
正しい文の数字だけを、別の項目の数字に差し替える型です。差し替え先が「同じ表の隣の数字」だと、うろ覚えでは両方とも見覚えがあるため迷います。
型2:「すべて」「必ず」の言い切り
「多くは〜」という原則を「すべて〜」と言い切って、例外の存在で×にする型です。原則だけを覚えていると○に見えてしまいます。
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型3:定義の入れ替え
用語の定義文の一部を、似た別の用語の定義に差し替える型です。文全体はもっともらしいので、どこが違うのかを1語単位で見ないと見抜けません。
型4:似た用語・似た物質のすり替え
主語や手続きの名前を、よく似た別のものに入れ替える型です。述語の内容は正しいままなので、主語を読み飛ばすと○にしてしまいます。
型5:理由・大小・向きの逆転
結論は正しいのに理由が逆、あるいは大小関係や対策の向きを逆にする型です。「油火災に水はダメ」のように結論を覚えていると、理由の誤りに気づきにくくなります。
型を知っても、覚えていなければ切れない
型が分かると「どこを確かめるか」は分かります。ただし、確かめるための知識(正しい数字、例外の物質、定義の1語)がなければ判断はできません。 ひっかけ対策は、型で注意する場所を絞ることと、その場所の正しい知識を○×で固めることの両方です。
当サイトでは法令・物化・性消の3科目にわたって150個のひっかけを用意し、合計300問の○×問題で確かめられるようにしています。 ひっかけの一覧はひっかけ一覧から、本番での時間の使い方は試験時間と時間配分で整理しています。
よくある質問
例題はすべて当サイトのオリジナルです。各問題の根拠は、消防法・危険物の規制に関する政令・同規則(e-Gov法令検索)の条文と、2ソース以上で照合した物性値(厚生労働省 職場のあんぜんサイト モデルSDS、国際化学物質安全性カード(ICSC)等)で、各問題のページに出典を記載しています。
参考:一般財団法人消防試験研究センター「試験科目」「試験の方法」「よくある質問」「合格発表」「試験実施状況」「令和8年度 試験日程」、危険物の規制に関する政令 別表第三、危険物の規制に関する規則 第58条の14(e-Gov法令検索)。2026年10月21日時点の公表内容に基づく。日程・手続きは受験する都道府県の案内で必ず確認してください。
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