危険物取扱者試験の全種類ガイド:甲種・乙1〜6類・丙種の合格率一覧
危険物取扱者試験には甲種・乙種6類・丙種の8種類があり、扱える危険物・問題数・受験資格がそれぞれ違います。 令和7年度の受験者は合計311,230人で、そのうち乙4が222,545人。 全種類の合格率と試験の形式を、消防試験研究センターの公表から一覧にしました。
結論
令和7年度の合格率は甲種34.0%・乙4 31.9%・乙4以外の乙種62.1%〜67.6%・丙種48.0%。 受験資格が要るのは甲種だけ。乙種免状を1つ持てば、他の類は性消10問・35分で受けられます。 合格基準はどの種類も科目ごとに60%以上です。
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全種類の合格率一覧(令和7年度)
| 種類 | 合格率 | 受験者 | 合格者 | 扱える危険物 |
|---|---|---|---|---|
| 甲種 | 34.0% | 20,296人 | 6,900人 | 第1類〜第6類すべて |
| 乙種第1類 | 65.7% | 7,931人 | 5,213人 | 第1類(酸化性固体) |
| 乙種第2類 | 66.0% | 8,840人 | 5,830人 | 第2類(可燃性固体) |
| 乙種第3類 | 65.1% | 10,275人 | 6,694人 | 第3類(自然発火性物質及び禁水性物質) |
| 乙種第4類 | 31.9% | 222,545人 | 71,059人 | 第4類(引火性液体) |
| 乙種第5類 | 62.1% | 10,972人 | 6,815人 | 第5類(自己反応性物質) |
| 乙種第6類 | 67.6% | 10,402人 | 7,032人 | 第6類(酸化性液体) |
| 丙種 | 48.0% | 19,969人 | 9,593人 | ガソリン・灯油・軽油など第4類の一部 |
| 乙種計 | 37.9% | 270,965人 | 102,643人 | 乙種(第1類〜第6類)の合計 |
| 合計 | 38.3% | 311,230人 | 119,136人 | 甲種・乙種・丙種の合計 |
出典:一般財団法人消防試験研究センター「試験実施状況 令和7年度(令和7年4月〜令和8年3月)」(2026年10月22日確認)。種類名のリンクから各種類の解説記事へ進めます。
受験者の72%が乙4です(222,545人/311,230人)。乙4の合格率が低い背景は乙4の合格率で、 丙種は丙種の合格率と難易度、甲種は甲種の難易度と合格率で過去3年の推移を載せています。
試験の形式の比較
| 甲種 | 乙種(各類) | 丙種 | |
|---|---|---|---|
| 問題数 | 45問 | 35問 | 25問 |
| 科目と問題数 | 法令15・物化10・性消20 | 法令15・物化10・性消10 | 法令10・燃焼消火5・性消10 |
| 出題形式 | 5肢択一 | 5肢択一 | 4肢択一 |
| 試験時間 | 2時間30分 | 2時間 | 1時間15分 |
| 試験手数料 | 7,200円 | 5,300円 | 4,200円 |
| 受験資格 | 必要 | なし | なし |
| 科目免除 | なし | 乙種免状で性消10問・35分など | 消防団員の免除あり |
出典:消防試験研究センター「試験科目及び問題数」「試験の方法」「受験資格」(2026年10月22日確認)。どの種類もマーク・カードを使う筆記試験で、実技試験はありません。
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どの種類を受けるか
第4類(ガソリン・灯油・アルコールなど)を扱う → 乙4か丙種
丙種はガソリン・灯油・軽油など一部だけで、立会いと危険物保安監督者はできません(丙種と乙4どっちを受ける?)。
第4類以外も扱う → 乙種の該当する類を追加
乙種免状を1つ持てば、他の類は性消10問だけ(乙種の科目免除・乙種全類を取る順番と費用)。
すべての類を1枚で → 甲種
受験資格が必要です(甲種の受験資格)。甲種・乙種・丙種の権限の違いは甲種・乙種・丙種の違いにまとめています。
種類別の解説記事
危険物取扱者 甲種の難易度と合格率:出題数と乙種との違い →
甲種の受験資格:乙種4種類・実務2年・化学15単位 →
乙1(第1類 酸化性固体)の試験:合格率と科目免除で受ける方法 →
乙2(第2類 可燃性固体)の試験:合格率と科目免除で受ける方法 →
乙3(第3類 自然発火性・禁水性物質)の試験:合格率と科目免除 →
乙5(第5類 自己反応性物質)の試験:合格率と科目免除 →
乙6(第6類 酸化性液体)の試験:合格率と科目免除 →
乙種全類を取る順番と費用:乙4から科目免除で揃える →
危険物取扱者 丙種とは:取り扱える危険物とできないこと →
丙種の試験科目・問題数・試験時間:4択25問の構成 →
丙種の勉強法:出題範囲を乙4の内容から絞り込む →
よくある質問
Q. 危険物取扱者試験は何種類ありますか?
A. 甲種・乙種・丙種の3つで(消防法第13条の3第2項)、乙種は第1類〜第6類に分かれているため、受ける試験としては8種類です。受験者が最も多いのは乙4で、令和7年度は222,545人が受験しました。
Q. どの種類がいちばん合格率が低いですか?
A. 令和7年度は乙4が31.9%で最も低く、甲種34.0%、丙種48.0%と続きます。乙4以外の乙種は62.1%〜67.6%でした。種類ごとの差の理由は消防試験研究センターから公表されていません。
Q. 最初に受けるならどれですか?
A. 甲種には受験資格があり、乙種と丙種は誰でも受けられます。乙種の免状を1つ持っていれば、他の類は性消10問・35分で受けられるため、第4類を扱う仕事なら乙4から始め、他の類が必要になったら科目免除で追加できます。扱う危険物と役割から選ぶのが確実です。
消防法(第13条・第13条の2・第13条の3・第16条の2・別表第一)、危険物の規制に関する政令(第31条の2・別表第三)、危険物の規制に関する規則(第48条の2・第49条・第53条の3・第55条・第55条の2・第57条・第58条の14)はe-Gov法令検索で本文を確認。試験の科目・問題数・時間・手数料・受験資格・FAQは一般財団法人消防試験研究センターの公表内容による(いずれも2026年10月22日確認)。
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