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危険物の試験は同じ日に複数の類を受けられる?条件は支部ごとに違う

危険物取扱者試験は、同じ試験日に複数の類を受けられる場合があります。ただし消防試験研究センターは「支部により異なります」と案内していて、受けられる組合せや種類の数は都道府県ごとに違います。 東京と大阪の公表内容を例に、確認すべき点を整理します。

結論
同時受験はできるが支部ごとに条件が違う(センター よくある質問 Q17)。 東京(令和8年度)は乙種免状を持つ人が乙種第1類・第2類・第3類・第5類・第6類から2種類までで、乙4は対象外。 大阪府支部は午前の乙種第4類と午後の試験(甲種・乙種・丙種)の併願も案内しています。受ける前に、受験する支部の試験案内を必ず確認してください。
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「複数受験」と「併願」の違い

センターの受験票の説明では「複数受験や同日併願の場合は、申請した試験の数の受験票が届きます」と、2つの言葉が使い分けられています。 支部の案内に沿うと、次のように整理できます。

言葉意味(支部の案内での使われ方)
複数受験乙種の複数の類の試験を同時に受ける(科目免除を受ける乙種免状保有者が対象)
併願(同日併願)同じ試験日の午前と午後に、別々の試験を受ける

東京と大阪の条件(公表内容の例)

項目東京(令和8年度 試験案内)大阪府支部
複数受験できる人すでに他の乙種免状を1種類でも取得している人すでに乙種免状の交付を受けている人
複数受験の対象乙種第1類・第2類・第3類・第5類・第6類から2種類まで乙4以外の乙種を2種類または3種類
乙4との同日受験不可(同じ試験日に違う種類の試験は受けられない。複数受験を除く)午前の乙種第4類と午後の試験(甲種・乙種・丙種)の併願が可能
同じ種類を同日に2回不可—

出典:「令和8年度 危険物取扱者試験案内〔東京試験〕」5 受験申請の方法・10 複数受験、一般財団法人消防試験研究センター 大阪府支部(2026年10月22日確認)。「—」は記載を確認できなかった項目。ほかの道府県の条件はここに書いていません。受験する支部の案内で確認してください。

大阪府支部のページにも「併願受験(及び複数受験)は実施する支部により受験条件が異なります」と書かれています。 東京で乙4と他の試験を同じ日に受けることはできないので、東京で受けるなら乙4は別の試験日にします。

複数受験は科目免除が前提

東京・大阪とも、乙種の複数受験はすでに乙種免状を持っている人が対象です。乙種免状があると、他の乙種は法令と物理化学が免除され、 性質・消火の10問・35分で受けられます。東京の試験案内では、この条件で2種類を受ける場合の試験時間は1時間10分とされています。

注意したいのは、免除の条件が「合格」ではなく「免状の交付を受けていること」である点です。乙4に合格しても、次の願書を出すときまでに免状が交付されていなければ免除は受けられません。 免除の詳しい条件は乙種の科目免除:乙4を持っていると他の類は性消10問・35分で解説しています。

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申請するときの注意

手数料と願書は種類ごと
東京では、受験する試験の種類ごとに試験手数料(乙種は1種類5,300円)を払い込み、願書もそれぞれ作成して同じ封筒で申請します。電子申請でも複数受験を申請できます。
受験票は試験の数だけ。写真もそれぞれに
書面申請では申請した試験の数の受験票が届きます(例:乙1類と乙4類の複数受験なら2通)。電子申請ではすべての受験票をダウンロードして種類ごとに印刷します。どちらも、それぞれの受験票に写真を貼ります。
申請後は変更できない前提で選ぶ
東京の試験案内では、申請の受付後(書面は締切日以降)は試験日・試験の種類などの変更や取消しができず、同じ試験日に電子申請と書面申請で重複して申請することもできません。組合せに迷ったら、申請前に支部に問い合わせるのが確実です。

申し込み方法そのものは乙4の試験日と申し込み方法(電子申請・書面申請)、 全類をそろえる順番は乙種全類を取る順番と費用:乙4から科目免除で揃えるを参考にしてください。

よくある質問

Q. 乙4と乙1を同じ日に受けられますか?
A. 支部によって違います。消防試験研究センターのよくある質問(Q17)では、複数類の同時受験は可能だが支部により異なるとされています。たとえば令和8年度の東京試験では、同じ試験日に違う種類の試験は受けられず、複数受験の対象は乙種第1類・第2類・第3類・第5類・第6類だけなので、乙4と乙1を同日に受けることはできません。大阪府支部は午前の乙4と午後の試験の併願を案内しています。
Q. 乙種の免状を持っていないと、複数の類を同時に受けられませんか?
A. 東京(令和8年度)と大阪府支部の案内では、乙種を同時に複数受けられるのは、すでに乙種の免状を持っている人に限られています。合格しただけで免状の交付を受けていない場合は、科目免除も受けられません(同センター よくある質問 Q12)。条件は支部ごとに違うので、受験する支部の案内で確認してください。
Q. 複数受験すると試験時間はどうなりますか?
A. 東京の試験案内では、乙種免状を持つ人が2種類を複数受験する場合の試験時間は1時間10分です。科目免除で1種類あたり性質・消火の10問・35分になり、それが2種類分になります。
Q. 受験票や手数料は1つにまとまりますか?
A. まとまりません。受験票は申請した試験の数だけ届き(例:乙1類と乙4類の複数受験なら2通)、それぞれに写真を貼ります。東京では手数料も種類ごとに払い込みます(乙種は1種類5,300円)。

出典:一般財団法人消防試験研究センター「よくある質問(危険物取扱者試験)」Q12・Q17、「受験票(書面申請用)」「受験票(電子申請用)」の説明・注意事項、「試験科目及び問題数」、 「令和8年度 危険物取扱者試験案内〔東京試験〕」、大阪府支部 危険物取扱者試験のページ(2026年10月22日確認)。 条件は年度・支部で変わることがあります。受験する都道府県の最新の試験案内で必ず確認してください。

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