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乙4の計算問題は捨てていい?先に取るべき6問の考え方

文系で計算が苦手、しかも試験では電卓が使えない。物理化学が不安で乙4を先延ばしにしている人は多いはずです。 でも物理化学の合格ラインは10問中6問。満点を狙う必要はなく、暗記で取れる問題で6問を確保すれば足ります。

結論
計算問題を深追いする前に、燃焼・消火の理論と物理・化学の用語(引火点と発火点、燃焼範囲、静電気、酸化と還元など)の ひっかけを潰して6問を確保する。法令で出る指定数量の倍数計算は割り算だけなので、こちらは捨てずに取る。
計算なしで取れる物理化学のひっかけを解く
燃焼・消火の理論は無料。引火点と発火点、燃焼範囲、消火の方法など、暗記で取れる問題です。

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物理化学は「暗記で取れる問題」から固める

物理化学の選択肢も、法令や性消と同じく定義の言い換えで落とすものが多くあります。 例えば「引火点」と「発火点」の定義の入れ替え、「燃焼範囲の上限を超えると燃えない」、「湿度が低いほど静電気がたまりやすい」など。 これらは計算不要で、型を知っていれば即答できます。

引火点の定義
点火源を近づけたとき引火する最低の液温。点火源なしで自ら燃え出す「発火点」と入れ替えられる → 引火点のひっかけ
燃焼範囲
下限が低いほど・範囲が広いほど危険。上限を超えると濃すぎて燃えない → 燃焼範囲のひっかけ
静電気と湿度
乾燥しているほど静電気はたまりやすい → 静電気と湿度のひっかけ

法令の倍数計算は割り算だけ

指定数量の倍数は、各危険物の量をそれぞれの指定数量で割って合計します。合計が1以上なら、1つ1つは指定数量未満でも規制を受けます。

危険物貯蔵量指定数量倍数
ガソリン100L200L0.5
灯油500L1000L0.5
合計—1.0(指定数量以上)

指定数量は危険物の規制に関する政令 別表第三による。数字の覚え方は指定数量の覚え方へ。

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よくある質問

Q. 乙4の試験で電卓は使えますか?
A. 使えません。消防試験研究センターの案内で、定規類・電卓・スマートフォン・スマートウォッチなどの機器の使用はできないとされています。計算は問題用紙の余白で筆算します。
Q. 計算問題は捨ててもいいですか?
A. 物理化学は10問中6問正解で合格ラインです。計算以外の問題を確実に取れるなら、苦手な計算問題を後回しにする判断はありえます。ただし計算問題が何問出るかは公表されていないため、全部捨てる前提はおすすめしません。まず暗記で取れる問題を固めてください。
Q. 指定数量の倍数の計算は難しいですか?
A. 割り算と足し算だけです。各危険物の貯蔵量をそれぞれの指定数量で割り、その合計が1以上なら指定数量以上として規制を受けます。例:ガソリン100L(指定数量200L)と灯油500L(同1000L)なら 0.5+0.5=1 で指定数量以上です。

参考:一般財団法人消防試験研究センター「試験科目」「試験の方法」「よくある質問」「合格発表」「試験実施状況」「令和8年度 試験日程」、危険物の規制に関する政令 別表第三、危険物の規制に関する規則 第58条の14(e-Gov法令検索)。2026年10月21日時点の公表内容に基づく。日程・手続きは受験する都道府県の案内で必ず確認してください。

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