「引火点の定義」のひっかけ問題と覚え方
点火源を近づけたとき引火する最低の液温。燃焼が継続する温度は燃焼点で別物。
実際に出るひっかけ問題(○×)
引火点とは、点火源を近づけたときに燃焼が継続する最低の液温をいう。
答え:×罠ワード「燃焼が継続」
定義の後半だけをすり替えた典型的なひっかけです。引火点は、点火源を近づけたときに引火するのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温をいいます。点火しても燃え続けるとは限らず、燃焼が継続する最低温度は「燃焼点」という別の用語です。「引火点=火が付く」「燃焼点=燃え続く」と区別して覚えましょう。
覚え方:引火点=付く温度、燃焼点=続く温度。
この問題だけのページで見る →引火点とは、可燃性液体が点火源によって引火するのに十分な濃度の蒸気を液面上に発生する最低の液温をいう。
答え:○罠ワード「最低の液温」
正しい定義文ですが、「最低」を「最高」に変えた出題もあるため、そこを疑わせるひっかけです。引火点は、点火源があれば引火できるだけの蒸気を液面上に発生する最低の液温です。液温が引火点以上になると、点火源があれば引火する危険が生じます。「その温度から上は危ない」というラインだとイメージしましょう。
覚え方:引火点は「ここから上は危険」の下限ライン。
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「燃焼・消火の理論」のほかのひっかけ
燃焼の三要素
可燃物・酸素供給源・点火源の3つ。1つでも欠けると燃焼は起こらない。
発火点の定義
点火源がなくても自ら燃え出す最低温度。一般に同じ物質の引火点より高い。
燃焼範囲
燃焼できる蒸気濃度の範囲。下限が低いほど・範囲が広いほど危険。上限超えは濃すぎて燃えない。
燃焼の形態
可燃性液体は蒸気が燃える蒸発燃焼。木炭は表面燃焼、木材は分解燃焼。
完全燃焼と不完全燃焼
酸素不足の不完全燃焼では有毒な一酸化炭素(CO)が発生する。完全燃焼なら二酸化炭素。
窒息消火
酸素の供給を断って消火する方法。二酸化炭素消火剤や泡で燃焼物を覆うのが代表例。