「燃焼の三要素」のひっかけ問題と覚え方
可燃物・酸素供給源・点火源の3つ。1つでも欠けると燃焼は起こらない。
実際に出るひっかけ問題(○×)
燃焼の三要素とは、可燃物、酸素供給源、窒素の3つである。
答え:×罠ワード「窒素」
3つのうち2つが正しいので、最後の「窒素」を見逃しやすいひっかけです。燃焼の三要素は可燃物・酸素供給源・点火源(熱源)で、窒素は自らは燃えず燃焼を助けもしません。むしろ窒素で覆えば酸素を遮断する窒息消火に使えるほどです。「燃える物・酸素・火種」の3点セットで覚えましょう。
覚え方:「燃える物・酸素・火種」。窒素は消す側の気体。
この問題だけのページで見る →燃焼の三要素のうち、どれか1つでも取り除けば燃焼は起こらない。
答え:○罠ワード「1つでも」
「1つでも」という強い表現に、かえって誤りではないかと疑わせるひっかけです。燃焼は可燃物・酸素供給源・点火源の3つがそろって初めて起こるため、どれか1つを断てば燃焼は成立しません。消火の方法(除去・窒息・冷却)は、まさにこの三要素のどれかを取り除く操作です。三要素と消火法をセットで覚えましょう。
覚え方:消火=三要素のどれかを断つこと。
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「燃焼・消火の理論」のほかのひっかけ
引火点の定義
点火源を近づけたとき引火する最低の液温。燃焼が継続する温度は燃焼点で別物。
発火点の定義
点火源がなくても自ら燃え出す最低温度。一般に同じ物質の引火点より高い。
燃焼範囲
燃焼できる蒸気濃度の範囲。下限が低いほど・範囲が広いほど危険。上限超えは濃すぎて燃えない。
燃焼の形態
可燃性液体は蒸気が燃える蒸発燃焼。木炭は表面燃焼、木材は分解燃焼。
完全燃焼と不完全燃焼
酸素不足の不完全燃焼では有毒な一酸化炭素(CO)が発生する。完全燃焼なら二酸化炭素。
窒息消火
酸素の供給を断って消火する方法。二酸化炭素消火剤や泡で燃焼物を覆うのが代表例。