消防設備士 甲4の難易度と合格率:筆記45問と鑑別・製図
甲4(甲種第4類)は、自動火災報知設備・ガス漏れ火災警報設備などの工事と整備ができる消防設備士の免状です(消防法第17条の6)。 筆記は45問と乙種より多く、実技には鑑別等に加えて製図があります。合格率と試験の構造を一次資料で確認します。
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甲4の合格率(令和7年度・令和6年度)
| 年度 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 令和7年度 | 21,819人 | 7,527人 | 34.5% |
| 令和6年度 | 19,767人 | 6,715人 | 34.0% |
甲4の受験者には電気工事士などの資格を持ち、科目免除を受けている人も含まれます。免除の有無で解く問題数が変わるため、合格率だけで難しさを断定することはできません。
試験科目と問題数
| 筆記の科目 | 問題数 | 科目ごとの最低ライン(40%) |
|---|---|---|
| 消防関係法令(共通8問・類別7問) | 15問 | 6問以上 |
| 基礎的知識(電気) | 10問 | 4問以上 |
| 構造・機能・工事・整備(電気12問・規格8問) | 20問 | 8問以上 |
| 筆記の合計(全体60%以上) | 45問 | 27問以上 |
| 実技(60%以上) | 鑑別等5問・製図2問(記述式) | |
出典:消防法施行規則第33条の10、消防試験研究センター「試験科目及び問題数」・「試験の方法」。筆記は4肢択一式、試験時間は3時間15分。
科目ごとの最低ラインは、法令15問中6問、電気の基礎10問中4問、構造・機能・工事・整備20問中8問です。 これを満たしたうえで、筆記全体の60%(45問中27問)以上が必要です。
実技は鑑別等と製図
実技は写真・イラスト・図面などを使った記述式で、甲4は鑑別等5問に製図2問が加わります。 製図は乙種にはなく、甲種だけの出題です。選択肢がないため、感知器の種類や警戒区域の考え方を自分で書ける状態にしておく必要があります。 対策は甲4の製図の対策で解説しています。
受験資格と電気工事士の免除
甲種は受験資格が必要です。電気工事士・電気主任技術者・乙種免状と整備の実務・学歴など、区分の一覧は甲種消防設備士の受験資格にまとめています。
| 持っている資格 | 甲4で免除される問題 | 試験時間 |
|---|---|---|
| なし | なし | 3時間15分 |
| 甲種第1〜3・5類の消防設備士免状 | 消防関係法令の共通部分(8問) | 3時間 |
| 電気工事士(第一種・第二種) | 基礎的知識(電気10問)、構造・機能の電気部分(12問)、実技の鑑別等1問 | 2時間30分 |
| 電気主任技術者(第一種〜第三種) | 基礎的知識(電気10問)、構造・機能の電気部分(12問) | 2時間30分 |
| 甲種第1〜3・5類の免状+電気工事士 | 法令の共通部分、基礎的知識、構造・機能の電気部分、鑑別等1問 | 1時間45分 |
出典:消防試験研究センター「試験の一部免除・試験時間・試験問題数一覧表(甲種)」。免除の全体像は消防設備士の科目免除へ。
試験時間と手数料
免除がない場合の試験時間は3時間15分、試験手数料は6,600円(非課税)です。 乙種(1時間45分・4,400円)より長く、問題数も多くなります。
よくある質問
出典:消防法・消防法施行令・消防法施行規則(e-Gov法令検索)、一般財団法人消防試験研究センター「消防設備士試験」受験案内・試験科目及び問題数・試験の方法・受験資格・試験の一部免除一覧表・試験実施状況(令和7年度)・よくある質問(2026年10月23日確認)。
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