「水溶性の例外」のひっかけ問題と覚え方
水に溶けないものが多いが、アルコール・アセトン・グリセリンなど水によく溶けるものもある。「いずれも水に溶けない」は✕。
実際に出るひっかけ問題(○×)
第4類の危険物は、いずれも水に溶けない。
答え:×罠ワード「いずれも」
ガソリンや灯油のイメージで○にしてしまいがちな問題です。確かに水に溶けないものが多いのですが、エタノールやアセトン、グリセリンのように水とよく混ざる(任意に混和する)ものもあります。「いずれも」という断定が入った時点で誤りです。水溶性の例外は消火方法(耐アルコール泡)にも直結するので必ず覚えましょう。
覚え方:水に溶ける組は「アルコール・アセトン・グリセリン」など。「いずれも溶けない」は✕。
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答え:○罠ワード「水に溶けないものが多い」
直前に「すべて溶けない」型の問題を見ていると、つられて✕にしてしまうことがあります。この文は「多い」と述べたうえで例外を挙げており、第4類の共通性状として正確な表現なので○です。アセトンやエタノールは水と任意に混和し、火災時には耐アルコール泡が必要になります。「多い+例外あり」の形は正しい、と覚えておきましょう。
覚え方:「すべて」は✕、「多いが例外あり」は○。断定語の有無をチェック。
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「第4類の共通性状」のほかのひっかけ
蒸気は空気より重い
第4類の蒸気はすべて空気より重く(蒸気比重は1より大きい)、低所に滞留する。「空気より軽い」「天井付近にたまる」は誤り。
液比重の例外
水より軽いものが多いが、二硫化炭素・酢酸・クロロベンゼン・ニトロベンゼン・グリセリンなど水より重い例外がある。「すべて水より軽い」は✕。
電気の不導体で静電気が蓄積
第4類の多くは電気の不導体で、流動・かくはんにより静電気が発生・蓄積しやすい。放電火花が点火源になる。「良導体」は誤り。
引火点を持つ液体
第4類はすべて引火点を有する引火性液体。ただし霧状にしたり布に染み込ませると、引火点以下の液温でも引火の危険がある。
常温で液体
第4類の危険物は常温(20℃)でいずれも液体。「固体のものも含まれる」は誤り(固体で引火しやすいものは第2類の引火性固体)。
燃えるのは蒸気
燃えているのは液体そのものではなく、液面から蒸発した可燃性蒸気(蒸発燃焼)。「液体が直接燃える」は誤り。