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液比重の例外」のひっかけ問題と覚え方

水より軽いものが多いが、二硫化炭素・酢酸・クロロベンゼン・ニトロベンゼン・グリセリンなど水より重い例外がある。「すべて水より軽い」は✕。

実際に出るひっかけ問題(○×)

問題 1

第4類の危険物の液体は、すべて水より軽い。

答え:×罠ワード「すべて

「油は水に浮く」という日常感覚から○にしてしまいがちな問題です。確かに水より軽いものが多いのですが、二硫化炭素(比重1.26)・酢酸(1.05)・クロロベンゼン(1.1)・ニトロベンゼン(1.2)・グリセリン(1.26)など、水より重い例外があります。「すべて」と断定した時点で誤りです。断定語が出たら例外を思い出す癖をつけましょう。

覚え方:水より重い例外は「二硫化炭素・酢酸・クロロベンゼン・ニトロベンゼン・グリセリン」。「すべて軽い」は✕。

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問題 2

第4類の危険物には、二硫化炭素のように水より重いものもある。

答え:罠ワード「水より重い

「第4類=水に浮く」と丸暗記していると✕にしてしまう問題です。二硫化炭素は比重1.26で水より重く、しかも水に溶けないため、水を張って蒸気の発生を抑える水中(水没)貯蔵が行われます。水より重い例外があるからこそ、この貯蔵法が成り立つのです。「例外あり」が正しい知識なので○です。

覚え方:二硫化炭素は「水より重い」からこそ水没貯蔵。例外の代表として覚える。

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第4類の共通性状」のほかのひっかけ

蒸気は空気より重い
第4類の蒸気はすべて空気より重く(蒸気比重は1より大きい)、低所に滞留する。「空気より軽い」「天井付近にたまる」は誤り。
水溶性の例外
水に溶けないものが多いが、アルコール・アセトン・グリセリンなど水によく溶けるものもある。「いずれも水に溶けない」は✕。
電気の不導体で静電気が蓄積
第4類の多くは電気の不導体で、流動・かくはんにより静電気が発生・蓄積しやすい。放電火花が点火源になる。「良導体」は誤り。
引火点を持つ液体
第4類はすべて引火点を有する引火性液体。ただし霧状にしたり布に染み込ませると、引火点以下の液温でも引火の危険がある。
常温で液体
第4類の危険物は常温(20℃)でいずれも液体。「固体のものも含まれる」は誤り(固体で引火しやすいものは第2類の引火性固体)。
燃えるのは蒸気
燃えているのは液体そのものではなく、液面から蒸発した可燃性蒸気(蒸発燃焼)。「液体が直接燃える」は誤り。