「ガソリンと静電気」のひっかけ問題と覚え方
電気の不導体で静電気が蓄積しやすい。注入時は流速を抑え、接地(アース)する。
実際に出るひっかけ問題(○×)
ガソリンは電気をよく通す液体であるため、静電気が蓄積するおそれはない。
答え:×罠ワード「電気をよく通す」
「よく通すから溜まらない」という理屈自体は正しいため、前提のウソを見逃しやすい問題です。実際のガソリンは電気の不導体(電気を通しにくい液体)で、給油や配管内の流動で発生した静電気が逃げ場を失って蓄積します。蓄積した静電気の火花はガソリン蒸気の点火源になるため、流速を抑えたり接地(アース)したりする対策が必要です。「石油類=不導体=静電気が溜まる」とワンセットで覚えてください。
覚え方:石油類は電気の不導体。通さないから溜まる、溜まるから火花が出る。
この問題だけのページで見る →ガソリンを容器に注入するときは、流速を遅くするなど静電気の発生を抑える対策が必要である。
答え:○罠ワード「静電気」
正しい対策がそのまま書かれているのに、「流速だけで足りるのか」と考えすぎて✕にしてしまう問題です。ガソリンは電気の不導体で、注入時の流動摩擦で静電気が発生・蓄積しやすい液体です。流速を遅くする、接地(アース)する、注入前に静置するなどが基本の対策で、この記述は正しいです。「速く注ぐほど静電気が増える」というイメージで押さえましょう。
覚え方:静電気対策は「ゆっくり注ぐ・アースを取る」。速さは静電気のもと。
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「ガソリン・灯油・軽油・重油」のほかのひっかけ
ガソリンの引火点
-40℃以下。冬の屋外でも常に引火の危険。灯油の40℃と入れ替えるひっかけが定番。
ガソリンの発火点
約300℃で灯油・軽油(約220℃)より高い。「引火点が低いから発火点も低い」は✕。
ガソリンの燃焼範囲
約1.4〜7.6vol%。下限が低く薄い蒸気でも燃える。上限を超えた濃い蒸気は燃えない。
ガソリンの色
本来は無色だが、自動車用ガソリンはオレンジ系に着色されている。「無色のまま販売」は✕。
ガソリン蒸気の重さ
蒸気比重3〜4で空気より重く、低所に滞留する。「軽くて天井に溜まる」は✕。
灯油・軽油の引火点
灯油40℃以上・軽油45℃以上で常温より高い。2つの数値の入れ替えとガソリンとの混同が定番。