「灯油・軽油の引火点」のひっかけ問題と覚え方
灯油40℃以上・軽油45℃以上で常温より高い。2つの数値の入れ替えとガソリンとの混同が定番。
実際に出るひっかけ問題(○×)
灯油の引火点は40℃以上であり、液温が常温(20℃)程度であれば引火に十分な濃度の蒸気は発生しにくい。
答え:○罠ワード「40℃以上」
「灯油も石油だから常温で危険なはず」という先入観で✕にしてしまう問題です。灯油の引火点は40℃以上で、常温(20℃)では引火に必要な濃度の蒸気が液面から出にくいため、この記述は正しいです。ただしこれは液体のまま静かに置かれている場合の話で、霧状にしたり布に染み込ませたりすれば話は別です。「常温では引火しにくい、ただし条件つき」と正確に押さえましょう。
覚え方:灯油は40℃以上。常温より高い=液のままなら常温で引火しにくい。
この問題だけのページで見る →引火点は軽油が40℃以上、灯油が45℃以上である。
答え:×罠ワード「灯油が45℃以上」
40と45という近い数値を入れ替える、典型的なすり替え問題です。正しくは灯油の引火点が40℃以上、軽油が45℃以上で、軽油の方がやや高くなっています。どちらも常温より高い点は共通なので、問われるのはもっぱらこの入れ替えです。「とー(10)ではなく灯(とう)油が40、軽油はそれより5高い45」と順番で固定しましょう。
覚え方:五十音順(けいゆ→とうゆ)と逆で、数値は灯油40<軽油45。
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「ガソリン・灯油・軽油・重油」のほかのひっかけ
ガソリンの引火点
-40℃以下。冬の屋外でも常に引火の危険。灯油の40℃と入れ替えるひっかけが定番。
ガソリンの発火点
約300℃で灯油・軽油(約220℃)より高い。「引火点が低いから発火点も低い」は✕。
ガソリンの燃焼範囲
約1.4〜7.6vol%。下限が低く薄い蒸気でも燃える。上限を超えた濃い蒸気は燃えない。
ガソリンの色
本来は無色だが、自動車用ガソリンはオレンジ系に着色されている。「無色のまま販売」は✕。
ガソリンと静電気
電気の不導体で静電気が蓄積しやすい。注入時は流速を抑え、接地(アース)する。
ガソリン蒸気の重さ
蒸気比重3〜4で空気より重く、低所に滞留する。「軽くて天井に溜まる」は✕。