「キシレンの3異性体」のひっかけ問題と覚え方
オルト・メタ・パラの3異性体がある非水溶性の第二石油類。「水溶性」とすり替えるひっかけに注意。
実際に出るひっかけ問題(○×)
キシレンには、オルト・メタ・パラの3つの異性体が存在する。
答え:○罠ワード「3つの異性体」
化学用語の細部で不安にさせる問題ですが、この記述は正しいです。キシレンはベンゼン環に2つのメチル基がついた化合物で、その位置の違いによりオルト・メタ・パラの3つの異性体があります。いずれも無色で芳香があり、非水溶性の第二石油類に区分されます。「キシレンと言えば3異性体」は性消科目の定番キーワードです。
覚え方:キシレンは「オ・メ・パ」の3異性体。数は3で固定。
この問題だけのページで見る →キシレンは水によく溶ける水溶性の第二石油類である。
答え:×罠ワード「水溶性」
第二石油類には水溶性と非水溶性の両方があるため、区分をすり替えるひっかけが作りやすいのです。キシレンは水にほとんど溶けない非水溶性の第二石油類で、この記述は誤りです。同じ第二石油類でも酢酸は水溶性で、指定数量も非水溶性の2倍になります。「芳香族(ベンゼン・トルエン・キシレン)は非水溶性」とグループで押さえれば迷いません。
覚え方:キシレンも芳香族=水に溶けない。第二石油類の水溶性は酢酸と覚える。
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「ガソリン・灯油・軽油・重油」のほかのひっかけ
ガソリンの引火点
-40℃以下。冬の屋外でも常に引火の危険。灯油の40℃と入れ替えるひっかけが定番。
ガソリンの発火点
約300℃で灯油・軽油(約220℃)より高い。「引火点が低いから発火点も低い」は✕。
ガソリンの燃焼範囲
約1.4〜7.6vol%。下限が低く薄い蒸気でも燃える。上限を超えた濃い蒸気は燃えない。
ガソリンの色
本来は無色だが、自動車用ガソリンはオレンジ系に着色されている。「無色のまま販売」は✕。
ガソリンと静電気
電気の不導体で静電気が蓄積しやすい。注入時は流速を抑え、接地(アース)する。
ガソリン蒸気の重さ
蒸気比重3〜4で空気より重く、低所に滞留する。「軽くて天井に溜まる」は✕。