「MEKの水溶性区分」のひっかけ問題と覚え方
メチルエチルケトンは水にかなり溶けるのに、消防法上は非水溶性区分(指定数量200L)。逆張りひっかけの定番。
実際に出るひっかけ問題(○×)
メチルエチルケトン(MEK)は水にかなり溶けるため、消防法上は水溶性液体に区分されている。
答え:×罠ワード「水溶性液体に区分」
前半の「水にかなり溶ける」が事実であるだけに、結論まで○にしてしまいやすい問題です。メチルエチルケトンは実際に水にある程度溶けますが、消防法上の区分は非水溶性で、指定数量は200Lです。物質の実際の溶けやすさと法令上の区分が食い違う代表例として狙われます。「MEKは溶けるのに非水溶性」というねじれごと暗記するのが正解です。
覚え方:MEKは「溶けるのに非水溶性」。ねじれ物質の代表として丸ごと覚える。
この問題だけのページで見る →メチルエチルケトン(MEK)は水にある程度溶けるが、消防法上は非水溶性の第一石油類として扱われる。
答え:○罠ワード「非水溶性」
「溶けるのに非水溶性」という記述が矛盾に見えて✕にしてしまう問題です。メチルエチルケトンは水にある程度溶けますが、消防法上は非水溶性の第一石油類に区分され、この記述は正しいです。法令区分は溶解度の実感どおりではなく、政令で定められた区分に従います。同じ「ねじれ」仲間の酢酸エチルとセットで覚えると効率的です。
覚え方:MEKと酢酸エチルは「溶けるけど非水溶性」コンビ。指定数量はどちらも200L。
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「ガソリン・灯油・軽油・重油」のほかのひっかけ
ガソリンの引火点
-40℃以下。冬の屋外でも常に引火の危険。灯油の40℃と入れ替えるひっかけが定番。
ガソリンの発火点
約300℃で灯油・軽油(約220℃)より高い。「引火点が低いから発火点も低い」は✕。
ガソリンの燃焼範囲
約1.4〜7.6vol%。下限が低く薄い蒸気でも燃える。上限を超えた濃い蒸気は燃えない。
ガソリンの色
本来は無色だが、自動車用ガソリンはオレンジ系に着色されている。「無色のまま販売」は✕。
ガソリンと静電気
電気の不導体で静電気が蓄積しやすい。注入時は流速を抑え、接地(アース)する。
ガソリン蒸気の重さ
蒸気比重3〜4で空気より重く、低所に滞留する。「軽くて天井に溜まる」は✕。