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引火点・発火点の大小関係」のひっかけ問題と覚え方

引火点はガソリン<トルエン<灯油<軽油<重油。発火点はガソリン約300℃>灯油・軽油約220℃で逆転する。

実際に出るひっかけ問題(○×)

問題 1

引火点の低いものから順に並べると、ガソリン、灯油、トルエン、軽油の順になる。

答え:×罠ワード「ガソリン、灯油、トルエン、軽油

並べ替え問題は途中の1組だけを入れ替えてくるのが定番です。正しい順序はガソリン(-40℃以下)、トルエン(約4℃)、灯油(40℃以上)、軽油(45℃以上)で、この記述では灯油とトルエンの位置が逆になっています。第一石油類のトルエンは、第二石油類の灯油・軽油より必ず引火点が低いという区分の原則からも判断できます。「品名の区分順=引火点の低い順」という軸で見ると入れ替えにすぐ気づけます。

覚え方:引火点順は「ガソリン→トルエン→灯油→軽油→重油」。第一石油類が第二より先。

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問題 2

引火点はガソリンの方が灯油より低いが、発火点はガソリン(約300℃)の方が灯油(約220℃)より高い。

答え:罠ワード「約300℃

引火点と発火点の大小が逆転しているため、どちらかが誤りに見えてしまう問題です。引火点はガソリン(-40℃以下)が灯油(40℃以上)より低い一方、発火点はガソリンが約300℃、灯油が約220℃でガソリンの方が高く、この記述は正しいです。引火点は蒸気の出やすさ、発火点は自然に燃え出す温度で、別々の性質だから逆転が起こります。「引火点はガソリンが勝ち(低い)、発火点は灯油が勝ち(低い)」と対で暗記してください。

覚え方:逆転の呪文「引火はガソリン、発火は灯油(が低い)」。

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ガソリン・灯油・軽油・重油」のほかのひっかけ

ガソリンの引火点
-40℃以下。冬の屋外でも常に引火の危険。灯油の40℃と入れ替えるひっかけが定番。
ガソリンの発火点
約300℃で灯油・軽油(約220℃)より高い。「引火点が低いから発火点も低い」は✕。
ガソリンの燃焼範囲
約1.4〜7.6vol%。下限が低く薄い蒸気でも燃える。上限を超えた濃い蒸気は燃えない。
ガソリンの色
本来は無色だが、自動車用ガソリンはオレンジ系に着色されている。「無色のまま販売」は✕。
ガソリンと静電気
電気の不導体で静電気が蓄積しやすい。注入時は流速を抑え、接地(アース)する。
ガソリン蒸気の重さ
蒸気比重3〜4で空気より重く、低所に滞留する。「軽くて天井に溜まる」は✕。