「酸化剤と還元剤」のひっかけ問題と覚え方
酸化剤は相手を酸化し、自らは還元される。還元剤はその逆。「自分は逆になる」が鍵。
実際に出るひっかけ問題(○×)
酸化剤とは、相手の物質を酸化し、自らも同時に酸化される物質をいう。
答え:×罠ワード「自らも同時に酸化」
「酸化剤なんだから自分も酸化されるはず」という語感を突くひっかけです。酸化剤は相手に酸素を与えたり電子を奪ったりして相手を酸化し、その結果、自らは還元されます。名前は「相手に何をするか」で付いており、自分は必ず逆の変化を受けます。「剤の名前は相手目線」と覚えましょう。
覚え方:酸化剤は相手を酸化、自分は還元される。名前は相手目線。
この問題だけのページで見る →還元剤は、相手の物質を還元し、自らは酸化される。
答え:○罠ワード「自らは酸化」
還元剤側から同じ知識を確認する問題で、「自らは酸化」の部分が誤りに見えるひっかけです。還元剤は相手に電子を与えて相手を還元し、電子を失った自らは酸化されます。酸化剤・還元剤とも「相手にする作用」が名前になり、自分は逆の変化を受けるのが原則です。「与えた側が酸化される」と覚えましょう。
覚え方:電子をあげた人(還元剤)が酸化される。
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「化学の基礎」のほかのひっかけ
酸化の定義
酸化は酸素と化合することだけでなく、水素を失うこと・電子を失うことも含む。
酸化と還元の同時性
還元は酸化の逆(酸素を失う・電子を受け取る)。1つの反応で酸化と還元は必ず同時に起こる。
物理変化と化学変化
別の物質に変わるのが化学変化(燃焼・さび)。溶解・蒸発・混合は物理変化。
中和とpH
酸と塩基から塩と水ができるのが中和。pH7が中性で、7より小さいほど酸性が強い。
発熱反応と吸熱反応
燃焼は熱と光を出す激しい酸化反応で、発熱反応。周囲から熱を奪うのが吸熱反応。
同素体
同じ元素からなる単体で性質が異なるもの(酸素とオゾンなど)。異性体との混同に注意。