「酸化の定義」のひっかけ問題と覚え方
酸化は酸素と化合することだけでなく、水素を失うこと・電子を失うことも含む。
実際に出るひっかけ問題(○×)
酸化とは、物質が酸素と化合することだけをいい、水素を失う変化は酸化に含まれない。
答え:×罠ワード「だけ」
酸化の一番狭い定義だけを示して「だけ」で限定するひっかけです。酸化は酸素と化合することのほか、水素を失うこと、電子を失うことも含む広い概念です。定義が広がっても「奪われる側」という本質は共通しています。「酸素ゲット・水素ロス・電子ロス=酸化」と3点セットで覚えましょう。
覚え方:酸化の3定義:酸素と化合/水素を失う/電子を失う。
この問題だけのページで見る →物質が電子を失う変化は、酸素が関与していなくても酸化と呼ばれる。
答え:○罠ワード「酸素が関与していなくても」
「酸化なのに酸素が無関係なはずがない」と思わせるひっかけです。最も広い定義では、電子を失う変化が酸化、電子を受け取る変化が還元とされます。この定義なら酸素が登場しない反応にも酸化・還元を適用できます。「酸化の主役は実は電子」と覚えましょう。
覚え方:電子を失えば酸化。酸素はいなくてもよい。
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「化学の基礎」のほかのひっかけ
酸化と還元の同時性
還元は酸化の逆(酸素を失う・電子を受け取る)。1つの反応で酸化と還元は必ず同時に起こる。
酸化剤と還元剤
酸化剤は相手を酸化し、自らは還元される。還元剤はその逆。「自分は逆になる」が鍵。
物理変化と化学変化
別の物質に変わるのが化学変化(燃焼・さび)。溶解・蒸発・混合は物理変化。
中和とpH
酸と塩基から塩と水ができるのが中和。pH7が中性で、7より小さいほど酸性が強い。
発熱反応と吸熱反応
燃焼は熱と光を出す激しい酸化反応で、発熱反応。周囲から熱を奪うのが吸熱反応。
同素体
同じ元素からなる単体で性質が異なるもの(酸素とオゾンなど)。異性体との混同に注意。