「蒸気比重と滞留」のひっかけ問題と覚え方
蒸気比重が1より大きい(空気より重い)蒸気は、床面や低所・くぼみに滞留しやすい。
実際に出るひっかけ問題(○×)
空気より重い可燃性蒸気は、発生するとすみやかに上昇して天井付近など高い場所に滞留する。
答え:×罠ワード「高い場所」
「蒸気は上へ立ちのぼる」というイメージを突くひっかけです。蒸気比重が1より大きい、つまり空気より重い蒸気は、下へ流れて床面・くぼみ・ピットなどの低い場所に滞留します。低所にたまった蒸気は目に見えず、離れた点火源まで這って引火する危険があります。「重い蒸気は足元にたまる」と覚えましょう。
覚え方:重い蒸気は沈む。危険は足元・くぼみ・地下。
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答え:○罠ワード「1より大きい」
液体の比重(基準は水)と蒸気比重(基準は空気)を混同させるひっかけです。蒸気比重は空気を1とした重さの比で、1より大きい蒸気は空気より重く、低い場所へ流れて滞留します。換気や火気管理で足元まで注意が必要になる理由です。「液の比重は水基準、蒸気比重は空気基準」と区別して覚えましょう。
覚え方:比重の基準:液体は水、蒸気は空気。
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「物理の基礎」のほかのひっかけ
静電気と湿度
湿度が低く乾燥しているほど静電気は蓄積しやすい。加湿は帯電防止に有効。
静電気と流速
配管内の流速が大きいほど摩擦で静電気が発生しやすい。ゆっくり流すのが対策。
接地(アース)の目的
帯電した電気を大地へ逃がして蓄積を防ぐ措置。発生そのものを完全には止められない。
導電性と帯電
電気を通しにくい物質(不導体)ほど電荷が逃げず帯電しやすい。
熱伝導率と蓄熱
熱伝導率が小さい物質は熱が逃げず内部に蓄積しやすく、燃えやすい。「小さいほど危険」。
熱膨張と空間容積
液体は温度が上がると体積が膨張する。容器やタンクは満杯にせず空間を残す。