「熱伝導率と蓄熱」のひっかけ問題と覚え方
熱伝導率が小さい物質は熱が逃げず内部に蓄積しやすく、燃えやすい。「小さいほど危険」。
実際に出るひっかけ問題(○×)
熱伝導率の大きい物質ほど、熱が内部にこもって蓄積しやすく、燃えやすい。
答え:×罠ワード「熱伝導率の大きい」
大小を入れ替えた定番のひっかけです。熱伝導率が大きい物質は熱がすぐ周囲へ逃げるため温度が上がりにくく、燃えにくい傾向があります。逆に熱伝導率が小さい物質は熱がこもって局所的に温度が上がり、燃えやすくなります。「熱が逃げない=あぶない」と覚えましょう。
覚え方:熱伝導率は小さいほど危険。こもる熱が火種になる。
この問題だけのページで見る →熱伝導率の小さい物質は、発生した熱が逃げにくく内部に蓄積するため、燃えやすい傾向がある。
答え:○罠ワード「熱伝導率の小さい」
「伝導率が小さい=熱に強い」と誤解させるひっかけです。熱伝導率が小さいと熱が周囲へ拡散せず、加熱された部分に熱が蓄積して温度が上がりやすくなります。その結果、発火に至りやすくなるため燃えやすい傾向といえます。「布団の中が暖かいのと同じ理屈」とイメージしましょう。
覚え方:断熱=蓄熱=発火しやすい、の三段論法。
この問題だけのページで見る →登録不要・インストール不要
「物理の基礎」のほかのひっかけ
静電気と湿度
湿度が低く乾燥しているほど静電気は蓄積しやすい。加湿は帯電防止に有効。
静電気と流速
配管内の流速が大きいほど摩擦で静電気が発生しやすい。ゆっくり流すのが対策。
接地(アース)の目的
帯電した電気を大地へ逃がして蓄積を防ぐ措置。発生そのものを完全には止められない。
導電性と帯電
電気を通しにくい物質(不導体)ほど電荷が逃げず帯電しやすい。
熱膨張と空間容積
液体は温度が上がると体積が膨張する。容器やタンクは満杯にせず空間を残す。
状態変化は物理変化
融解・蒸発・凝固・昇華などの状態変化は物理変化。物質そのものは変わらない。