「熱膨張と空間容積」のひっかけ問題と覚え方
液体は温度が上がると体積が膨張する。容器やタンクは満杯にせず空間を残す。
実際に出るひっかけ問題(○×)
液体は一般に温度が上がると体積が膨張するため、容器に詰めるときは膨張分を見込んだ空間を残す必要がある。
答え:○罠ワード「空間を残す」
「すき間があると蒸気がたまって危険では」と迷わせるひっかけです。液体は温度上昇で体積が膨張するため、満杯にすると容器内の圧力が上がり、あふれや容器の破損につながります。そこで容器やタンクには膨張分を吸収する空間を必ず残します。「液体に伸びしろを与える」と覚えましょう。
覚え方:容器は腹八分目。膨張の逃げ場を残す。
この問題だけのページで見る →可燃性液体を容器に貯蔵するときは、空気が入らないよう空間を残さず満杯にしておくのが安全である。
答え:×罠ワード「満杯」
「空気を減らせば燃えにくい」というもっともらしい理屈で誤らせるひっかけです。液体は温度が上がると膨張するため、満杯の容器では液の行き場がなく、漏えいや容器の変形・破損を招きます。安全のためには膨張分の空間を残して詰めるのが原則です。「満タンは膨張の敵」と覚えましょう。
覚え方:「満杯が安全」は誤り。膨張の逃げ場が先。
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「物理の基礎」のほかのひっかけ
静電気と湿度
湿度が低く乾燥しているほど静電気は蓄積しやすい。加湿は帯電防止に有効。
静電気と流速
配管内の流速が大きいほど摩擦で静電気が発生しやすい。ゆっくり流すのが対策。
接地(アース)の目的
帯電した電気を大地へ逃がして蓄積を防ぐ措置。発生そのものを完全には止められない。
導電性と帯電
電気を通しにくい物質(不導体)ほど電荷が逃げず帯電しやすい。
熱伝導率と蓄熱
熱伝導率が小さい物質は熱が逃げず内部に蓄積しやすく、燃えやすい。「小さいほど危険」。
状態変化は物理変化
融解・蒸発・凝固・昇華などの状態変化は物理変化。物質そのものは変わらない。