「アルコール火災は耐アルコール泡」のひっかけ問題と覚え方
水溶性液体は普通の泡を溶かして壊す。消火には耐アルコール泡を使う。
実際に出るひっかけ問題(○×)
メタノールなどのアルコール類の火災に普通の泡消火剤を用いると、泡が溶かされて消火効果が得られにくい。
答え:○罠ワード「普通の泡」
正しい記述です。水溶性のアルコール類は普通の泡消火剤の泡を溶かして壊してしまうため、十分な消火効果が得られません。そのため耐アルコール泡(水溶性液体用泡消火剤)を使用します。「水溶性の危険物=泡が壊れる=耐アルコール泡」という流れで覚えましょう。
覚え方:水に溶ける液体の火には耐アルコール泡。普通の泡は溶けて消える。
この問題だけのページで見る →エタノールの火災には一般の泡消火剤が最も適しており、耐アルコール泡をあえて用いる必要はない。
答え:×罠ワード「一般の泡消火剤」
「泡なら何でも効く」と思わせるひっかけです。エタノールは水溶性で一般の泡消火剤の泡を溶かして壊してしまうため、耐アルコール泡を用いる必要があります。アセトンやグリセリンなど、ほかの水溶性危険物の火災でも同じ考え方です。「水に溶ける液体=耐アルコール泡」をワンセットで覚えましょう。
覚え方:エタノールもアセトンも「溶ける液体は耐アルコール泡」。
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「特殊引火物・アルコール類ほか」のほかのひっかけ
引火点最低はジエチルエーテル
第4類で引火点が最も低いのはジエチルエーテル(-45℃)。二硫化炭素との入れ替えが最頻出。
発火点最低は二硫化炭素
第4類で発火点が最も低いのは二硫化炭素(約90℃)。高温の配管に触れるだけでも発火のおそれ。
沸点最低はアセトアルデヒド
第4類で沸点が最も低いのはアセトアルデヒド(約21℃)。夏は気温が沸点を超えるおそれ。
ジエチルエーテルの過酸化物
光・空気で爆発性の過酸化物を生成。直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵する。
二硫化炭素は水没貯蔵
水より重く水に溶けないため水中(水没)貯蔵で蒸気を抑える。燃えると有毒な亜硫酸ガス発生。
アセトアルデヒドの貯蔵と酸化
タンクには窒素等の不活性ガスを封入。酸化されると酢酸になる。