「二硫化炭素は水没貯蔵」のひっかけ問題と覚え方
水より重く水に溶けないため水中(水没)貯蔵で蒸気を抑える。燃えると有毒な亜硫酸ガス発生。
実際に出るひっかけ問題(○×)
二硫化炭素は水より軽いため、水中に沈めて貯蔵することはできない。
答え:×罠ワード「水より軽い」
第4類危険物は水より軽いものが多いため、つい○にしたくなるひっかけです。二硫化炭素は比重1.26と水より重く、水に溶けないため、液面を水で覆う水中(水没)貯蔵で有毒な蒸気の発生を抑えます。水より重いからこそ沈めて貯蔵できるのです。第4類の例外的に重い仲間(二硫化炭素・酢酸・ニトロベンゼンなど)を押さえておきましょう。
覚え方:二硫化炭素は「重いから沈めて守る」水没貯蔵。
この問題だけのページで見る →二硫化炭素が燃焼すると、有毒な二酸化硫黄(亜硫酸ガス)が発生する。
答え:○罠ワード「二酸化硫黄」
正しい記述です。二硫化炭素は硫黄を含むため、燃焼すると有毒な二酸化硫黄(亜硫酸ガス)を発生します。「二酸化炭素だけが発生する」「無害な気体になる」といった言い換えは誤りです。名前に入っている「硫」の字から亜硫酸ガスを連想できるようにしておきましょう。
覚え方:「硫」の字が付く二硫化炭素は、燃えると亜硫酸ガス。
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「特殊引火物・アルコール類ほか」のほかのひっかけ
引火点最低はジエチルエーテル
第4類で引火点が最も低いのはジエチルエーテル(-45℃)。二硫化炭素との入れ替えが最頻出。
発火点最低は二硫化炭素
第4類で発火点が最も低いのは二硫化炭素(約90℃)。高温の配管に触れるだけでも発火のおそれ。
沸点最低はアセトアルデヒド
第4類で沸点が最も低いのはアセトアルデヒド(約21℃)。夏は気温が沸点を超えるおそれ。
ジエチルエーテルの過酸化物
光・空気で爆発性の過酸化物を生成。直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵する。
アセトアルデヒドの貯蔵と酸化
タンクには窒素等の不活性ガスを封入。酸化されると酢酸になる。
酸化プロピレンの重合熱
重合しやすく重合熱で発火・爆発のおそれ。水によく溶け、不活性ガスを封入して貯蔵。