「アセトアルデヒドの貯蔵と酸化」のひっかけ問題と覚え方
タンクには窒素等の不活性ガスを封入。酸化されると酢酸になる。
実際に出るひっかけ問題(○×)
アセトアルデヒドを貯蔵するタンクには、窒素などの不活性ガスを封入する。
答え:○罠ワード「不活性ガス」
正しい記述です。アセトアルデヒドは沸点が約21℃と低く、空気中で酸化されやすいため、タンク内に窒素などの不活性ガスを封入して空気との接触を断ちます。「空気を送り込んで圧力を保つ」などの言い換えは誤りです。酸化プロピレンも同じ貯蔵法なので、特殊引火物の水溶性コンビとしてセットで覚えましょう。
覚え方:アセトアルデヒドと酸化プロピレンは「窒素でフタ」。
この問題だけのページで見る →アセトアルデヒドは、酸化されるとギ酸になる。
答え:×罠ワード「ギ酸」
酸化でできる物質を差し替えるひっかけです。アセトアルデヒドが酸化されると酢酸になります。エタノール→アセトアルデヒド→酢酸という酸化の流れをひとつながりで覚えると迷いません。生成物としてギ酸やメタノールが出てきたら誤りと判断しましょう。
覚え方:酸化の流れは「エタノール→アセトアルデヒド→酢酸」。
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「特殊引火物・アルコール類ほか」のほかのひっかけ
引火点最低はジエチルエーテル
第4類で引火点が最も低いのはジエチルエーテル(-45℃)。二硫化炭素との入れ替えが最頻出。
発火点最低は二硫化炭素
第4類で発火点が最も低いのは二硫化炭素(約90℃)。高温の配管に触れるだけでも発火のおそれ。
沸点最低はアセトアルデヒド
第4類で沸点が最も低いのはアセトアルデヒド(約21℃)。夏は気温が沸点を超えるおそれ。
ジエチルエーテルの過酸化物
光・空気で爆発性の過酸化物を生成。直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵する。
二硫化炭素は水没貯蔵
水より重く水に溶けないため水中(水没)貯蔵で蒸気を抑える。燃えると有毒な亜硫酸ガス発生。
酸化プロピレンの重合熱
重合しやすく重合熱で発火・爆発のおそれ。水によく溶け、不活性ガスを封入して貯蔵。