「ジエチルエーテルの過酸化物」のひっかけ問題と覚え方
光・空気で爆発性の過酸化物を生成。直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵する。
実際に出るひっかけ問題(○×)
ジエチルエーテルは、直射日光を避け、容器に密栓をして冷暗所に貯蔵する。
答え:○罠ワード「密栓」
正しい記述です。ジエチルエーテルは日光や空気に触れると爆発性の過酸化物を生成するため、直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵します。「通気性のある栓をする」などと言い換えるひっかけや、二硫化炭素の水没貯蔵と入れ替える出題に注意しましょう。貯蔵法は理由(過酸化物の生成防止)とセットで覚えると崩れません。
覚え方:エーテルは「暗く・冷たく・きっちり栓」。理由は過酸化物。
この問題だけのページで見る →ジエチルエーテルは化学的に安定であり、長期間空気や光にさらしても爆発性の過酸化物を生成することはない。
答え:×罠ワード「過酸化物」
「安定だから大丈夫」と安心させるひっかけです。ジエチルエーテルは光や空気に長く触れると爆発性の過酸化物を生成し、加熱や衝撃で爆発するおそれがあります。だからこそ密栓・冷暗所貯蔵が求められるのです。貯蔵方法の理由を聞かれたら「過酸化物の生成防止」と即答できるようにしましょう。
覚え方:エーテル=過酸化物ができる。だから密栓・冷暗所。
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「特殊引火物・アルコール類ほか」のほかのひっかけ
引火点最低はジエチルエーテル
第4類で引火点が最も低いのはジエチルエーテル(-45℃)。二硫化炭素との入れ替えが最頻出。
発火点最低は二硫化炭素
第4類で発火点が最も低いのは二硫化炭素(約90℃)。高温の配管に触れるだけでも発火のおそれ。
沸点最低はアセトアルデヒド
第4類で沸点が最も低いのはアセトアルデヒド(約21℃)。夏は気温が沸点を超えるおそれ。
二硫化炭素は水没貯蔵
水より重く水に溶けないため水中(水没)貯蔵で蒸気を抑える。燃えると有毒な亜硫酸ガス発生。
アセトアルデヒドの貯蔵と酸化
タンクには窒素等の不活性ガスを封入。酸化されると酢酸になる。
酸化プロピレンの重合熱
重合しやすく重合熱で発火・爆発のおそれ。水によく溶け、不活性ガスを封入して貯蔵。