「ピリジンの悪臭と水溶性」のひっかけ問題と覚え方
特有の強い悪臭を持つ有毒な液体。水と任意に混和する水溶性の第一石油類(400L)。
実際に出るひっかけ問題(○×)
ピリジンは特有の強い悪臭を持つ、有毒な液体である。
答え:○罠ワード「悪臭」
正しい記述です。ピリジンは特有の強い悪臭を持ち、蒸気も有毒です。「無臭である」「芳香がある」と言い換えるひっかけに注意しましょう。ニトロベンゼンのアーモンド様の臭いなど、においの特徴は物質の見分けポイントとしてよく問われます。
覚え方:ピリジン=「くさい・毒・水に溶ける」の三点セット。
この問題だけのページで見る →ピリジンは水にほとんど溶けない。
答え:×罠ワード「ほとんど溶けない」
「第一石油類=水に溶けない」という思い込みを突くひっかけです。ピリジンは水と任意の割合で混ざる水溶性の第一石油類で、指定数量はアセトンと同じ400Lです。第一石油類には非水溶性のものが多いだけに、例外の水溶性コンビが狙われます。「第一石油類の水溶性コンビ=アセトンとピリジン」と覚えましょう。
覚え方:第一石油類の水溶性コンビ「アセトン・ピリジン」=400L。
この問題だけのページで見る →登録不要・インストール不要
「特殊引火物・アルコール類ほか」のほかのひっかけ
引火点最低はジエチルエーテル
第4類で引火点が最も低いのはジエチルエーテル(-45℃)。二硫化炭素との入れ替えが最頻出。
発火点最低は二硫化炭素
第4類で発火点が最も低いのは二硫化炭素(約90℃)。高温の配管に触れるだけでも発火のおそれ。
沸点最低はアセトアルデヒド
第4類で沸点が最も低いのはアセトアルデヒド(約21℃)。夏は気温が沸点を超えるおそれ。
ジエチルエーテルの過酸化物
光・空気で爆発性の過酸化物を生成。直射日光を避け、密栓して冷暗所に貯蔵する。
二硫化炭素は水没貯蔵
水より重く水に溶けないため水中(水没)貯蔵で蒸気を抑える。燃えると有毒な亜硫酸ガス発生。
アセトアルデヒドの貯蔵と酸化
タンクには窒素等の不活性ガスを封入。酸化されると酢酸になる。