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油火災と注水」のひっかけ問題と覚え方

油は水より軽く水面に浮くため、注水すると燃えたまま燃焼面が広がる。油火災に水は原則NG。

実際に出るひっかけ問題(○×)

問題 1

油類の火災には、冷却効果の大きい水を注いで消火するのが最も効果的である。

答え:×罠ワード「最も効果的

「水=冷却で優秀」という正しい知識を逆手に取ったひっかけです。油は一般に水より軽く水に溶けないため、注水すると燃えている油が水面に浮いて広がり、かえって火災を拡大させます。油火災には泡消火剤などで覆う窒息消火が適しています。「油に水は火を運ぶ」とイメージで覚えましょう。

覚え方:油火災に水は拡大のもと。泡で窒息が基本。

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問題 2

油類の火災に注水すると、水より軽い油が水面に浮いて、燃えたまま燃焼面が広がるおそれがある。

答え:罠ワード「水面に浮いて

理由まで含めて正しい文ですが、「水をかければ消えるはず」という日常感覚が誤答させるひっかけです。水に溶けず水より軽い油は、注水すると水面に浮き上がります。燃えている油が水と一緒に流れ広がれば、燃焼面はかえって拡大します。「浮く油は火を乗せて走る」と覚えましょう。

覚え方:油は水に浮く→火ごと広がる→注水NG。

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燃焼の三要素
可燃物・酸素供給源・点火源の3つ。1つでも欠けると燃焼は起こらない。
引火点の定義
点火源を近づけたとき引火する最低の液温。燃焼が継続する温度は燃焼点で別物。
発火点の定義
点火源がなくても自ら燃え出す最低温度。一般に同じ物質の引火点より高い。
燃焼範囲
燃焼できる蒸気濃度の範囲。下限が低いほど・範囲が広いほど危険。上限超えは濃すぎて燃えない。
燃焼の形態
可燃性液体は蒸気が燃える蒸発燃焼。木炭は表面燃焼、木材は分解燃焼。
完全燃焼と不完全燃焼
酸素不足の不完全燃焼では有毒な一酸化炭素(CO)が発生する。完全燃焼なら二酸化炭素。