「指定数量未満でも運搬基準は適用」のひっかけ問題と覚え方
運搬(容器・積載方法・運搬方法)の基準は指定数量未満でも適用される。「未満なら自由」は罠。
実際に出るひっかけ問題(○×)
指定数量未満の危険物を車両で運搬する場合には、運搬容器や積載方法の基準は適用されない。
答え:×罠ワード「指定数量未満」
「指定数量未満は消防法の規制が緩い」という他の分野の知識を悪用したひっかけです。運搬(容器・積載方法・運搬方法)の基準は、指定数量未満の危険物にも適用されます。貯蔵・取扱いの許可制度と違い、運搬は量にかかわらず基準を守る必要がある点が特徴です。「運ぶルールは量に関係なし」と覚えておきましょう。
覚え方:運搬基準に「未満だから免除」はない。運ぶなら常にルール適用。
この問題だけのページで見る →危険物の運搬の基準は、運搬する量が指定数量未満であっても適用される。
答え:○罠ワード「指定数量未満」
指定数量未満にも適用されると聞くと、「規制は指定数量以上のはず」という思い込みから×にしたくなる問題です。運搬の基準(容器・積載方法・運搬方法)は指定数量未満でも適用されるので、この記述は正しく○です。一方で、車両前後の「危」標識や消火設備の備え付けが義務になるのは指定数量以上を運搬するときだけです。「基準は常に、標識・消火器は指定数量以上」と2段階で整理しましょう。
覚え方:基準=量に関係なく適用。標識・消火設備=指定数量以上のみ。
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「施設・基準・運搬」のほかのひっかけ
住居の保安距離
住居(同一敷地内を除く)は10m以上。学校・病院の30mとの数字入れ替えが最頻出。
学校・病院の保安距離
学校・病院・劇場など多数の人を収容する施設は30m以上。住居の10mと混同させてくる。
重要文化財の保安距離
重要文化財等の建造物は50m以上で最長。30mへのすり替えが定番。
高圧ガス・特別高圧架空電線の保安距離
高圧ガス施設は20m以上。特別高圧架空電線は7,000V超35,000V以下が水平距離3m、35,000V超が5m。
保安距離が必要な施設5種
製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所の5種のみ。給油取扱所・地下タンク・移動タンクは不要。
保有空地の幅(3mと5m)
指定数量の倍数10以下は幅3m以上、10を超えると5m以上。境界は「10以下/10を超える」。