「保有空地が必要な施設」のひっかけ問題と覚え方
保安距離5種+屋外に設ける簡易タンク貯蔵所(周囲1m以上)など。給油取扱所に必要なのは保有空地ではなく給油空地。
実際に出るひっかけ問題(○×)
給油取扱所は、その周囲に幅3m以上の保有空地を保有しなければならない。
答え:×罠ワード「保有空地」
「空地」つながりで保有空地と給油空地を混同させる問題です。給油取扱所は保有空地が必要な施設に含まれておらず、代わりに固定給油設備の周囲に間口10m以上・奥行6m以上の給油空地を保有します。名前が似ていても、保有空地(周囲の帯状の空地)と給油空地(給油作業のためのスペース)は別の制度です。「スタンドは保有空地なし・給油空地あり」と区別して覚えましょう。
覚え方:スタンドにあるのは「給油空地」。保有空地は保安距離5施設+屋外簡易タンクの世界。
この問題だけのページで見る →屋外に設ける簡易タンク貯蔵所は、タンクの周囲に1m以上の空地を保有しなければならない。
答え:○罠ワード「1m」
保有空地といえば3mと5mしか頭にないと、1mという数字を見た瞬間に×にしたくなるのが狙いです。屋外に設ける簡易タンク貯蔵所には周囲1m以上の空地が必要で、この記述は正しく○です。3m・5mは製造所などの区分であり、簡易タンクは小規模な設備なので1mという別の数字が定められています。「簡易だから1m」とコンパクトさで関連づけて覚えましょう。
覚え方:簡易タンクは簡易サイズの1m。3m・5mの物差しを当てない。
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「施設・基準・運搬」のほかのひっかけ
住居の保安距離
住居(同一敷地内を除く)は10m以上。学校・病院の30mとの数字入れ替えが最頻出。
学校・病院の保安距離
学校・病院・劇場など多数の人を収容する施設は30m以上。住居の10mと混同させてくる。
重要文化財の保安距離
重要文化財等の建造物は50m以上で最長。30mへのすり替えが定番。
高圧ガス・特別高圧架空電線の保安距離
高圧ガス施設は20m以上。特別高圧架空電線は7,000V超35,000V以下が水平距離3m、35,000V超が5m。
保安距離が必要な施設5種
製造所・屋内貯蔵所・屋外タンク貯蔵所・屋外貯蔵所・一般取扱所の5種のみ。給油取扱所・地下タンク・移動タンクは不要。
保有空地の幅(3mと5m)
指定数量の倍数10以下は幅3m以上、10を超えると5m以上。境界は「10以下/10を超える」。